【自動車保険】事故の場合の保険料の違いで中高年層のケース
保険料
事故で保険を使うと翌年の保険料が変わります!!
基本的に事故から3年間は保険料がUPします!!
保険料は、1〜20等級の区分により決まります。
最初は1等級から始まるのではなく、6等級から始まります。
1年間(保険開始日から1年間)無事故であれば、1等級アップし保険料が割引になります。
逆に、事故で保険金を支払った場合等級がダウンし保険料は高くなります。
等級のダウンは、3等級ダウンと1等級ダウンの2種ありますが多くは3等級ダウンです。
以下のような事故は、3等級ダウンになります。
- 相手に怪我をさせ対人賠償保険金が支払われる事故
- 衝突で物を壊し対物賠償保険金が支払われる事故
- 自損事故で車両保険金が支払われる事故など
火災や盗難により車両保険金が支払われる事故
事故を起こし保険金を使い、また同じ保険期間に事故を起こすと3等級あるいは1等級ダウンが重なります。
等級ダウンは、2回までなので2回以上事故で保険金を使っても等級のダウンは無くなります。
最大で6等級ダウンします。
最初の契約は6等級から始まるので、この年に2回事故を起こし保険を使用すると最低の1等級になります。
保険証に事故有係数期間が記入されています。
0から6で、0の場合は事故なしを示します。
この期間は、等級が下がるので保険料の割引が少なくなり、0になると等級が事故前に戻ります。
1年で1ずつ引かれるので、1以上の場合は保険料が増額されています。
事故有期間の保険料の違いを試算する為の条件を以下に設定します。
項目 | 条件 |
---|---|
ノンフリート等級 | 20 |
免許証 | ブルー |
事故有期間 | 0 |
用途 | 日常・レジャー |
車種 | 小型乗用車 |
主運転地域 | 東京都 |
年齢条件 | 35才以上 |
対人賠償保険金額 | 無制限 |
対物賠償金額 | 無制限 |
対物全損時修理差額費用特約 | あり |
人身傷害保険金額 | 3,000万円 |
人身傷害入通院定額給付金 | 10万円 |
契約者搭乗中保障 | あり |
車外事故特約 | あり |
無保険者傷害 | 無制限 |
自損事故傷害 | 人身傷害保険で補償 |
車両保険 | なし |
代車費用特約 | なし |
ロードアシスタンス特約 | あり |
個人賠償責任特約 | あり |
弁護士費用特約 | あり |
前述の条件で損保ジャパン日本興亜「THE 車の保険」で3等級ダウンのケースで試算すると、更新時の年額保険料は以下のようになります。
年齢 | 事故なし | 1年目 | 2年目 | 3年目 |
---|---|---|---|---|
50才台 | 40,860円 | 63,150円 | 57,690円 | 57,690円 |
60才台 | 44,010円 | 69,260円 | 63,210円 | 63,210円 |
70才台 | 49,590円 | 78,640円 | 71,670円 | 71,670円 |
年ごとに保険料は変わることがあるので目安ですが事故で保険金を使用した場合と無事故の場合の保険の増加分を以下に示します。
年齢 | 3年間の増価額 |
---|---|
50才台 | 55,950円 |
60才台 | 63,650円 |
70才台 | 73,210円 |
保険料
事故を起こし保険金を使うと翌年の保険料がアップします!!
70才台のケースで3年間に73,210円アップします!!