【自動車保険重要事項説明書】役に立つ主な特約
特約
保険だけでは補償されなくても補償を受けられる特約があります!!
補償範囲が広がり保険料もさほど上がらないので特約は有効です!!
自動車保険重要事項説明書に主な特約が紹介されています。
以下は、損保ジャパン「THE クルマの保険」を例に示します。
人身傷害車外事故特約
自分や搭乗する家族を守る人身傷害保険は、通常契約している自動車の搭乗中の事故が補償の対象です。
人身傷害車外事故特約は、契約している自動車に搭乗中の事故だけでなく、以下についても補償されます。
- 契約している自動車以外の自動車に搭乗中の事故
- 歩行中や自転車を運転中の事故(自動車と自転車の衝突、落下物や他のものとの衝突など)
- 補償される人は契約の被保険者・配偶者・同居親族別居の未婚の子)
他の自動車に搭乗中の事故は通常その自動車の保険で補償されますが、自動車以外との事故、特に家族が自転車に乗る場合は保険料も千円ぐらいなのでこの特約は有効です。
車対車事故・限定危険特約
車両保険の保険料は高額になりますが、車対車事故・限定危険特約にすると保険料を抑えることができます。
以下のケースを例に保険料を示します(保障充実プラン)。
- 40歳男性がトヨタ「プリウス」を新車で購入し始めて保険に加入
- 年齢条件を35歳以上本人および配偶者に限定
- 車両保険の自己負担金は5万円
以上の条件で保険料は、以下になります(最初の保険契約なので保険料は高額になります)。
- 車両保険金を200万円に設定すると保険料は年額154,490円
- 車両保険金を200万円に設定し車対車事故・限定危険特約だと保険料は年額119,450円
- 車両保険をつけない場合は89,660円
車両保険を契約すると保険料は高額になりますが、新車で初めての運転では、車両保険を勧めます。
車対車事故・限定危険特約の補償は以下になります。
- 他の事故との衝突は特約に関係なく補償
- 盗難も特約に関係なく補償
- 火災・台風・竜巻も特約に関係なく補償
- いたずら・物の飛来も特約に関係なく補償
- 単独事故は補償なし
- 当て逃げも補償なし
地震・噴火・津波車両全損時一時金特約
地震・噴火・津波車両全損時一時金特約は、通常の自動車保険で補償されない地震・噴火・津波で損害を受けた場合に50万円あるいは車両保険金の小さい方で補償されます。
上記ケースでの保険料は159,490円になり5,000円高くなります。
特約
人身傷害車外事故特約は範囲が広く家族のいる場合有効です!!
車対車事故・限定危険特約は保険料を抑えるのには有効です!!