【自動車保険重要事項説明書】保険料の決まる仕組みと払込方式
保険料
保険料の決まる仕組みを理解しましょう!!
保険料の払込も複数の方法があります!!
保険料は、補償内容、運転者の範囲、自動車の用途車種、使用目的で変わりますが、これ以外にも関係する要素の説明があります。
以下は、損保ジャパン「THE クルマの保険」を例に説明します。
フリーとは船団を表す言葉でノンフリーとはフリート(船団)でなく個々に契約することを示しています(補足)。
所有・使用する自動車の契約台数が9台以下(ノンフリート契約と言います)の場合は、1等級〜20等級の区分、事故有係数適用期間により保険料が割引・割増される制度です。
保険料は、等級が上がるごとに割引があります。
- 20等級は基準保険料の63%割引
- 自動車保険に入った最初の年の6等級は19%割引
- 保険料が最も高い1等級は64%割増
事故がないと1年に1等級上がり(最大20等級)保険料は割引になります。
逆に事故があると3等級下がり保険料は割増になります(3年で元の等級に戻ります)。
新たに保険に加入すると1等級からではなく、6等級(S)から始まり、新規加入ですから事故有係数適用期間は0です(事故を起こすと3になります)。
11等級以上で新しく自動車を購入すると新しい自動車は7(S)等級から始まり、1等級分の割引があります。
運転者年齢条件を26歳以上補償に設定すると年齢に応じた過料区分が適用されます。
この年齢は契約初日の年齢が適用されます。
通常は、年齢が上がるごとに割引になります。
保険料は、自動車の種類により変わり、これを型式別料率クラス制度といい1〜9クラスに分かれています。
この料率クラスは、過去の事故実績により変わり毎年1回見直されます。
事故の多い自動車の過料クラスは上がり、保険料も高くなります(統計情報で運転者個人の事故とは関係ありません)。
以下の割引があります。
- ゴールド免許割引(12%割引)
- 新車割引(普通・小型車で10%割引、車両保険は7%割引、軽四輪の割引は少ない)
- エコカー割引(3%割引)
- 福祉車両割引(3%割引)
- ノンフリート多数割引(3台から5台は3%、6台以上は5%割引)
- 複数所有割引(セカンドカー割引で2%割引)
保険料は、以下から選択して支払います。
- 口座振替(月払いは年一括払いに比べて5%割増)
- クレジットカード(月払いは年一括払いに比べて5%割増)
- 郵送された払込票で銀行・コンビニで支払い(年一括払いのみ)
- 郵送された請求書で銀行振込(年一括払いのみ)
保険料
保険料の払込猶予期間は翌々月の25日までです!!
この期間を過ぎると事故の保険金は支払われません!!