【安全運転装置】事故防止で保険料も節約
安全運転装置
軽自動車を含むほとんどの新車に装着されています!!
装置により得意な機能が異なるので注意が必要です!!
高齢ドライバーによる自動車事故が毎日のように報道されています。
安全運転に注意するだけでなく、自動ブレーキなどの安全装置の進歩で自動車事故の防止・減少が期待されています。
高齢ドラーバーだけでなく、若人を含めすべてのドラーバーに期待されます。
安全運転装置には以下があります。
中心となる自動ブレーキは、自動車に搭載したレーダーやカメラが捉えた情報をコンピュータで解析して、ドライバーへの警告やブレーキ操作を行うシステムです。
自動ブレーキの研究は、1990年代からと早く、2000年代に入り一部車種に取り入れられ始め、2015年頃から機能の違いがありますが、ほとんどの新車に装備されています。
また、軽自動車にも装着されるようになってきました。
高齢ドラーバーに多いアクセルとブレーキの踏み間違い事故を予防する装置に「誤発進防止・制御機能」があります。
この装置は、センサーで障害物を検出するとドライバーに警報で知らせて、アクセルを踏み込んでも急発進を抑えて暴走を防ぐ仕組みです。
この装置は、カメラで道路上の白線や近くを走行する自動車を認識して警報などでドライバーに知らせます。
- 意図しない車線のはみ出しに警告する車線逸脱防止装置
- 車線変更時の斜め後方の死角に自動車がいると警告する死角検出警報装置など
障害物や他車両についての安全性能は、種類によらずほぼ安全機能を発揮できます。
しかし、歩行者や道路上の白線などの認識には、センサー装置の種類により性能に差が出ます。
この方式は、赤外線の光を照射して前方の障害物を認識します。
- 歩行者や白線の認識ができない
- 夜間は良いが悪天候に弱い
- 自動ブレーキは30キロ以内で走行
- 4つの中では低価格
この方式は、波長の小さい(直進性が強い)ミリ波の電波を照射して前方の障害物を認識します。
- 歩行者や白線の認識ができない
- 夜間は良いが悪天候に弱い(赤外線レーザーよりは良い)
- 自動ブレーキは走行速度に制限なし
- 4つの中では高価格
この方式方式は、1つの前方の障害物を認識します。
- 歩行者の認識は可能(認識できないものもある)で白線の認識も可能
- 夜間はやや弱く悪天候に弱い
- 自動ブレーキは80キロ以内で走行
- 4つの中では中価格
この方式は、ステレオカメラで前方の障害物を認識します。
- 歩行者の認識は可能で白線の認識も可能
- 夜間はやや弱く悪天候に弱い
- 自動ブレーキは走行速度に制限なし
- 4つの中では高価格
センサー装置により適する性能が変わるので複数のセンサーを組合せて装着する自動車もでてきています。
自動ブレーキ等の安全運転装置を搭載した最新の自動車に乗っていれば、自動車事故も防げたケースもあると予測され、特に高齢ドラーバーの方の新車への乗り換えが望まれます。
新車への乗り換えの公的支援が望まれますが、税金や保険料の引き下げにつながると乗り換えがプッシュされると期待できます。
自動車保険の保険料の基となる料率を決める損害保険料率算出機構は、自動ブレーキ等の安全運転装置装着車の事故の頻度が少ないことから料率を下げられると判断しました。
これを受けて、各保険会社は、2018年から平均で保険料を1割程度割引く見通しです。
安全運転装置
自動ブレーキなどで事故防止に期待されます!!
事故減少により保険料の節約につながります!!