【自動車盗難事故調査】プリウス3年連続最多被害
自動車盗難
自動車盗難事故認知件数は減りつつあります!!
盗難被害額(支払保険金)は、増えています!!
損保協会は、2016年11月に車両保険金を支払った自動車盗難事故の実態調査「第18回自動車盗難事故実態調査」結果を発表しました。
事故件数は減りつつありますが、1件あたりの盗難事故被害額(支払保険金)は増えています。
調査結果の概要
調査結果の概要を以下に示します。
- 2015年11月の盗難件数は300件で前年同月に比べ12件の減少
- 1件あたりの盗難事故支払保険金は238万4000円
- 2013年の調査に比べ67万5000円増加
- 車上狙い・部品盗難件数は455件で35件減少
- 1件あたりの車上狙い・部品盗難支払保険金は35万8000円
- 2013年の調査に比べ3万2000円増加
- 盗難事故の半数以上の車両は、初年度登録から5年未満
- 防犯性能の高い自動車でも被害に遭遇
盗難の多い車種
盗難事故の多い4車種を以下に示します(台数は2016年11月の支払い保険金件数からの数値です)。
この車種は3年連続で同車種・同順位で、いずれもトヨタ車です。
- ワースト1は、プリウスで59台
- ワースト2は、ハイエースで43台
- ワースト3は、ランドクルーザーで28台
- ワースト4は、アクアで27台
- ワースト5は、2016年ではレクサスの16台、2015年はクラウンの15台
- 2016年のワースト5以降は、インプレッサ、クラウン、アルファード・カローラ
車上狙いの被害品
車上狙いの被害品はバンパー、ドアミラーなどの外装部品が2013年の10.4%から2016年は16.2%と増加しています。
その他バッグ類やタイヤ・ホイールの被害も増加していますが、カーナビの被害は減少しています。
盗難事故防衛策
損保協会では、以下に示すような盗難事故防止策を呼びかけています。
自動車盗難については、以前の記事“【自動車盗難】自動車盗難から愛車を守る対策”でも取り上げていますので参照して下さい。
- イモビライザー(電子的なキーの照合により専用キー以外はエンジンが指導しない)の装着
- ハンドルに取り付けるだけでロックするバー式ハンドルロック
- 警報装置
- 盗難防止ネジなど盗難防止機器の活用
- 防犯設備が充実した駐車場の利用
- ドアロックを徹底し、鍵を車内に放置しない
- 貴重品などを社内放置しない
- 防衛策を複数実施など
イモビライザーは、2〜5万円ぐらいで装着できます。
ハンドルロックは、AMAZONで5千円ぐらいです。
自動車盗難
盗難の多い車種はここ数年同じです!!
盗難防止装置を装着すると安心です!!