自動車盗難の新手「スマートキーにも弱点」
自動車盗難
注意やイモビライザー搭載で減少しています!!
スマートキーの弱点をつく盗難もでています!!
自動車盗難について、一つ前に“【自動車盗難事故調査】プリウス3年連続最多被害”の記事を紹介しています。
便利さと盗難防止を考えて、スマートキーにするドライバーも多いいと思いますが、スマートキーにしても盗難にあう可能性があります。
自動車の盗難自体は大きく減少しています。
- 2003年の盗難件数は約64,000件
- 2014年になると盗難件数は約16,000件
- この間11年で75%減少
イモビライザーは、電子的なキーの照合により専用のキー以外ではエンジンが始動しない自動車盗難防止装置です。
今までは、キーがなくても配線を変えエンジンに信号を送ることでエンジンを始動させることが可能で盗難にあうことがありました。
イモビライザーを装着すると専用キー固有のIDと自動車側のIDが一致しないとエンジンが始動しないので盗難防止に役立っています。
イモビライザーが付いていなくても、2〜5万円ぐらいの費用で後からでも装着できます。
電子チップを埋め込んだキーでエンジンを始動させるだけでなく、ドアの施錠・解錠にも使えます。
キーレスエントリーシステム(キーレス)はリモコンでドアの開閉を行う装置で、一般にはリモコンとキーが一体になっています(キーにドアの開閉を行うボタンが付いている)。
ドアにキーを挿さずに開閉できるのですぐ乗車でき、荷物を持っているときなどに特に便利です。
スマートキーは、キー(きーと言うよりリモコン)を自動車に触れることなく、ドアの開閉やエンジンの始動の出来る機能を持つ装置です。
キーを取り出して自動車に近づける必要もなく、ポケットやカバンに入れたままでドアの開閉やエンジンの始動ができます。
スマートキーは、2016年の国内生産車約570万台に導入されています。
キーレスとの違いは、以下になります。
- キーレスはボタンを押す必要があるがスマートキーは触れることなくドアを開閉
- スマートキーはキーを差し込まなくてもそのままエンジンを始動
スマートキーは、キー(リモコン)と自動車が微弱な電波を常時発信しています(操作しなくても始動できるようにしているので)。
盗難グループはドライバーに近づき、スマートキーの発する微弱な電波を特殊な装置で受信し、自動車の近くにいる仲間に中継しながら送り、この仲間が自動車に近づくとドアを開閉でき、エンジンも始動させることができ自動車を盗難します。
自動車の電子化は、ドアの開閉やエンジンの始動を始め、自動運転、カーナビ、事故連絡など便利さと安全性が高まりますが、ハッカーなどの妨害も予想されます。
スマートキー対策について、トヨタ自動車は、2013年度以降のフルモデルチェンジした全車種に盗難防止技術を導入したとのことです。
自動車盗難
スマートキーでも自動車盗難にあう可能性があります!!
今後ネットとクルマの通信が進み対応が求められます!!