【高速道逆走】防止システムと周辺のクルマに警告システム
逆走
高速道の逆走は事故につながり防止が叫ばれています!!
平成25年は減少し平成26年は62件増えています!!
高速道路会社(NEXCO)の資料によると高速道での逆走件数は以下になっています。
- 平成23年は203件(内IC・JCTでは92件)
- 平成24年は202件(内IC・JCTでは107件)
- 平成25年は136件(内IC・JCTでは79件)
- 平成26年は198件(内IC・JCTでは96件)
逆走には、以下の特徴があります。
- インターチェンジ(IC)・ジャンクション(JCT)で約半数が逆走を開始
- 65歳以上の高齢ドライバーの逆走が約7割
- 認知症の疑いのある方が約1割
MS&ADインシュアランスグループの三井海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険は、専用の車載装置を設置して運転すると、全地球測位システム(GPS)から得られた走行状況をデータセンターに送信して逆走を検知し警報するシステムを開発したことを発表しました。
このシステムは、スマホアプリと連動して以下を行います。
- ドライバーに音声で危険の警報
- 家族にも通報
両社は、平成29年度中に自動車保険と組み合わせて販売を始める予定とのことです。
事故が起きると相手への保障や事故車両の搬送などの対策面で手厚い補償を受けられるようになるそうです。
保険料が抑えられるテレマティクス保険、安全運転をするとキャッシュバック、迅速な事故対応などを目的として専用車載装置やスマホアプリを提供する自動車保険会社が増えています。
今までに、以下を紹介しています。
- ソニー損保「やさしい運転キャッシュバック型」
- 損保ジャパン日本興亜「個人向けテレマティクス保険を発売」
- あいおいニッセイ同和損保「運転挙動を保険料に反映させるテレマティクス自動車保険」
- 東京海上日動火災テレマティクスサービス「ドライブエージェントパーソナル特約」
「スマ保」は、以下の機能を持つスマホアプリで、加入者でなくても利用できます。
これに加えて、逆走防止システムを使えるようになると思われます。
- 保険情報の確認や変更
- もしものときにつながる安心「Myエージェント」
- 事故や故障の自動車トラブルの迅速な対応をする緊急時ナビ
- スマホで事故の写真や動画を送信して事故対応状況を確認できる事故サポート
- 1日自動車保険などネットで加入できる保険
- 海外旅行に役立つ情報や保険サービス情報や連絡作を確認できる海外旅行ナビ
- 運転適性をゲーム感覚でチェックできる安全運転チェッカー
- 運転状況を記録・確認することで運転傾向の診断・採点する運転力診断など
紹介した「スマ保」アプリだけでなく自動車保険会社はそれぞれでのスマホアプリを提供しています。
以下のような機能が拡充してさらに高機能に発展するようです。
- 写真や動画で事故や故障情報を送信して保険会社の緊急対応
- 事故や運転の証拠を残すドライブレコーダー
- 逆走などの事故リスクの通報
- 安全運転の評価や危険情報の提供
- 地図やご当地情報の提供
- テレマティクス保険との連動など
この警報システムは、インターチェンジの出入り口などにセンサーを置いて逆走車の侵入を検知して道路の情報板やカーナビに警告を表示するシステムで平成30年度の実用化を目指す計画です。
現在も逆走情報を情報板に掲示していますが、警告のスピードアップや確実な提供を行います。
カーナビで逆走情報を表示するには、ETC2.0の搭載が必要になります。
海外では車載カメラで進入禁止標識を読み取り、逆走を検知したら自動ブレーキで停止させるシステムの開発が始まっていて、国土交通省は日本でも平成32年(2020年)以降になりますが実用化させる計画とのことです。
逆走防止
平成30年ごろには逆走の検知・警告システムを搭載可能です!!
数年すると逆走停止システムが実用化し事故の減少が図れます!!