【任意保険】交通事故で家族への保障
無謀運転事故
2010年12月暴走車事故で男児2人がなくなりました!!
事故の内容
2010年12月に信号待ちをしていた男児2人が無謀運転の乗用車にはねられ死亡しました。
運転者は、自動車運転過失致死傷罪で懲役7年が確定しています。
不幸な事ですが、運転者が任意保険に加入していれば保険金が支払われ解決している所です。
事故のその後
事故で亡くなった男児の一人(当時6才)の祖父(当時63才)は、ただ一人の孫の死に強い衝撃を受けました。
大晦日によって帰宅し、深夜に湯船で意識を失った状態で発見され、死亡しました。
曾孫が交通事故で死亡し、息子が悲嘆で死亡した事を聞いた曾祖父(当時93才)は、その日のうちに心筋梗塞で亡くなりました。
2人の死亡は、男児の事故死亡に原因があるとして遺族側は損害賠償を求めた訴訟を起こしました。
当人への保障
先ず、事故の会われると自賠責保険で賠償費用が支払われます。
賠償額が自賠責保険金を超えた場合は、任意保険から支払われます。
自動車保険から家族への保障
家族に保障されるのは、介護が必要となった場合の家族が介護した費用です。
将来介護費と呼ばれ、家族が介護した場合は、8,000円/日ぐらいで計算された額が支払われます。
外部事業者に委託した場合は、その額が支払われます。
判例
交通事故により被害者だけでなく家族も大きな損害を受けたので損害賠償の請求です。
裁判では、祖父と曾祖父の死について事故が健康に影響した可能性は認め約6890万円の賠償を命じました。
しかし、祖父と曾祖父の慰謝料の請求は、認められませんでした。
交通事故
交通事故は、被害者だけでなく家族にも大きな損害を与えます!!
交通法規を守り安全運転に心がけて慎重に運転してください!!