【バイク事故】中高年ライダー事故に注意
バイク事故
バイクの交通事故死亡者数は年々減少しています!!
しかし、中高年層のバイク事故死が増加しています!!
バイク事故死傷者数
全交通事故志望者に占める二輪車乗車中の志望者は、平成16年で17.8%、平成25年で17.4%と比率はほぼ一定です。
交通事故の全死亡者数は、14年連続で減少していて、平成25年で4,373人です。
2013年にバイク(原付を除く)で事故死したのは、465人です。
2004年に数値は675人だったので事故死者数は、3割減少しています。
一方で、40代の事故死数は59人から103人に7割以上増えています。
50代も34人から67人に増加し、ほぼ倍増しています。
事故死者の増加の原因
若い頃にバイクが好きで、仕事や子育てでバイクからはなれたものの生活に余裕ができてきたので再び乗り始めた「リターンライダー」が増えたのが原因と言われます。
40から50代を中心にリターンライダーが10年前ごろから増えています。
日本自動車工業会の資料では、排気量が251〜400ccの新車購入の平均年齢は、2005年には33.4歳でしたが2013年には42歳になっています。
年齢とともに反射神経が衰えてくるのに向かいのイメージで走行する事により事故を起こしやすいと見られています。
事故例
2013年11月茨城県の市道を走行していた40代の男性が対向車線にはみ出し、前から来た乗用車に衝突し頭を強打し死亡しました。
現場は、片道1車線の山道で緩やかなカーブだったとの事です。
大型バイクのツーリング中の事故です。
また、同年11月長野県木曽町の国道で大型バイクが対向車線にはみ出しガードレールに衝突し、乗っていた50代の男性が死亡しました。
予防
2014年11月警視庁が神奈川、埼玉、千葉の県警と協力してバイク講習会を東京で開催しました。
研修会で、40歳を超えると身体機能が若い頃より音得る事を自覚して、それを補う運転技術を呼びかけました。
事故原因は、カーブを曲がりきれないなどの運転ミスや安全確認の不徹底が未脱との事です。
リターンライダーは、自宅周辺を技術を高め、時間と距離を少しずつ増やして行く事が勧められます。
ツーリングでは、運転技術の低い人のペースにあわせて計画を立て、レベルの高い人と同じスピードで走らないようにしてください。
バイク事故
走る快感から昔を思い出し若いころの走行をしがちです!!
体力が落ちているので休憩を良く取り無理をしない事が重要です!!