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【燃料電池自動車】トヨタとホンダ

燃料電池自動車

トヨタとホンダから燃料電池で走行するFCV車が発売されます!!
普及するのは大量の水素の確保が必要になります!!

水素による発電の仕組み

水を電気分解すると水素が発生し、分解された水素と空気中の酸素で燃焼すると電気を発生し水に戻ります。

水素の生成はいくつかの方法がありますが、発電の仕組みは共通です。

 

製鉄や化学製品の製造過程での発生

製造過程で排出されるガスには大量の水素が含まれています。

この一部は、燃料として再利用されていますが多くは捨てられています。

この水素を回収して販売できれば日本の乗用車6000万台の4割程度をカバーできる料を確保できます。

 

低品質褐炭からの抽出

火力発電所で使えない低品質の褐炭が多くあり、そのほとんどは放置されています。

これから水素を抽出できます。

水素の生産過程で二酸化炭素が発生する問題がありますが、大量の水素を確保するには現実的な方法と言われています。

 

太陽光や風力による水の分解

例えば赤道近くに太陽光、風力、潮力発電を起こし、海水を分解して水素を発生させる水素工場が考えられます。

化石燃料を使わない究極的なエコカーになりますが、現時点では高コストになり実現するのはかなり先になりそうです。

 

水素燃料のコスト

FCV車は、水素1㎥で10km走行します。

工業用水素は、1㎥約150円です。

現行でも150円で10km走行するのでガソリン車並みですが、水素の場合は水素ステーションを新規に作らなければなりません。

この建設費、設備費などを考慮するとガソリン車の2倍ぐらいはかかりそうだと言われています。

 

当面のFCV車の購入は自治体やガソリン車を制限する観光地や遊園地で先行すると思われます。

水素の生成

アイスランドでは地熱や水力発電で水素を発生させる国家プロジェクトが進んでいます。水素を自然エネルギーから生成する実現時期は予想より早いかもしれません!!


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2018-08-07

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