【ホンダ】FCV(燃料電池)車「クラリティフューエルセル」を発売
FCV車
ホンダが「クラリティフューエルセル」を発売しました!!
トヨタ「ミライ」に続いての燃料電池車の発売です!!
ホンダは、2015年の発売を予定していましたが、少し遅れて2016年3月10日に量産型燃料電池車「クラリティフューエルセル」を発売したと発表しました。
トヨタ「ミライ」は2014年12月発売です。
2車とも似た性能ですが下表に比較します。
項目 | トヨタ「ミライ」 | ホンダ「クラリティフューエルセル」 |
---|---|---|
発売 | 2014年12月 | 2016年3月 |
税込価格 | 723万6,000円 | 766万円 |
定員 | 4名 | 5名 |
最高出力 | 113キロワット | 130キロワット |
走行距離 | 約650km | 約750km |
販売数 | 2月末で国内530台 | 初年国内200台を計画 |
ホンダ「クラリティフューエルセル」は、後発だけに少し価格は高いのですが性能は良いようです。
世界的に見れば米国カリフォルニア州ZEV(Zero Emission Vehicle)規制がありますが、実際の普及には水素ステーションの整備が必要になります。
水素ステーションの設置には5億円(土地代は別)程度かかると言われていて水素ステーションの設置はこれからです。
国や自治体は、FCV車の普及を支援する計画とトヨタ&ホンダのFCV車の発売、水素の供給も図られているので普及していくものと思われます。
また、販売価格は高いのですが、200万円の補助があり、同グレードの自動車の価格に近いので水素ステーションの設置が進めば普及は加速しそうです。
ZEV(Zero Emission Vehicle)規制は、カルフォルニア州で販売する自動車の一定割合は排出ガスのない自動車の販売を義務つけた規制です。
この条件を満たさないと罰金を支払うか基準を満たしている自動車会社から権利(クレジット)の購入が必要になります。
現時点ではハイブリッド(HV)車も規制に適合していますが、2018年に成るとHV車は規制外となり対応が必要になります。
FCV車
水素注入時間が短いこと走行距離が長いことで期待されています!!
高価格と水素ステーションの整備の解決が普及に期待されます!!