【軽自動車の安全】認知症高齢者の事故が増えています
軽自動車
軽自動車は、自動車販売の4割を占めています!!
女性と高齢者に必要性が高いと言われています!!
軽自動車を必要とする人々
軽自動車の購入者は女性に多く、購入者の6割は女性です。
購入層は、30代から60代まで大体同じ20%を占めています。
女性は日常の買い物、通勤、家族の送迎などに運転することが多く、子育て中や働く女性を支えています。
高齢者も女性と同様に買い物、郵便局や銀行・役所、病院や介護・福祉施設への足として軽自動車が多く使われています。
また、若年層では経済性とエントリー車として軽自動車が使われています。
認知症
認知症は、記憶・判断力の障害などが起こり意識障害はなくても社会生活や対人関係に支障が出る状態をいいます。
平成22年度の65歳以上の高齢者は2,874万人で認知症の患者は439万人と推計されています。
高齢者層の15%を占めています。
加齢による物忘れと認知症による物忘れには、以下の違いがあります。
区分 | 加齢による物忘れ | 認知症による物忘れ |
---|---|---|
記憶 | 一部を忘れる(何を食べたか) | 全てを忘れる(食べたこと自体) |
物忘れの自覚 | ある | ない |
探し物 | 自分で探す | 盗られたと他人のせいにする |
日常生活の支障 | ない | ある |
症状の進行 | 徐々に進行 | 急速に進行 |
認知症運転者に増えている高速道路逆走
2011年からの2年間の高速道路の逆走は、447件ありました。
この内、約7割は65歳以上の運転者でした。
2014年の高速道路での逆走は224件あり、運転者が認知症だったケースが27件、12.1%で、10%を初めて超えました。
認知症運転手と自動車保険
飲酒運転でも事故を起こした場合は、原則賠償保険の保険金は支払われます。
認知症運転者の事故では、対人・対物賠償保険での相手側への保障は行われます。
人身傷害保障保険や搭乗者傷害保険などの自分のための保障は、減額されるようになる可能性は今後出てくると思われます。
認知症患者は自分が認知症と認識できないので自動車を運転する可能性は高く、事故を起こした場合は家族に責任を求められる判決が出ています。
軽自動車
認知症は、事故を起こしやすいので診察を受けてください!!
認知症と診断された場合、運転免許証の返納を考えましょう!!