【自動車会社】データ改ざんやリコールの増大
自動車会社
2015年9月にはフォルクスワーゲンの排ガス規制逃れが発覚!!
タカタ製エアバックリコールに三菱自動車燃費データ不正が続く!!
日本の自動車会社は、世界的に販売好調が続いていますが、会社の存続に疑問が出るほどの不祥事が続いています。
タカタ株式会社は、世界第3位のエアバック販売会社で世界シェアは20%です。
- 世界のエアバックシェアのトップはスウェーデンのAutoliv
- 第2位はアメリカのTRW
タカタ製のエアバックのリコールの原因は、作動時に異常破裂する不具合です。
これは、作動時のガス発生装置に使われる硝酸アンモニウムが湿気や高温に弱く爆発力が高まる恐れがあり乾燥剤の付いていないエアバックのリコールです。
私もタカタ製のエアバックを使っている自動車を所有しているので、昨年リコールがあり部品の交換をしました。
エアバック自体の交換ではなく、エアバックを膨らませる部品の交換でした。
2016年になり、国土交通省は自動車メーカーにタカタ製の追加リコールを指示し対象台数は述べ700万台ぐらいになる見通しとのことです。
国内で2000万台、海外で1億台ぐらいになる大規模なリコールです。
タカタはホンダと一緒に世界的にエアバックを推進してきただけに残念な結果です。
自動車の燃費は日本で非常に関心が高く自動車の販売に大きく影響します。
燃費の改ざんをしたのは、以下の軽自動車62万5千台ですが軽自動車以外も不正があると報道されていますので、もっと広がりそうです。
- eKワゴン
- eKスペース
- 日産に供給しているディズとディズルークス
自動車の燃費は、最良の状況でプロのドライバーが運転して計測されます。
このため、購入者の実際の走行時の燃費とは異なる(悪くなる)ことが一つの原因であるように思えます。
三菱自動車と日産自動車とも改ざんで生じる差額を補償するので、フォルクスワーゲンの排気不正よりも所有者には受け入れられやすいのではと思われます。
しかし、軽自動車販売には、4月で以下の大きな影響が出ています。
- 三菱自動車の軽自動車販売は45%減少
- 日産自動車の軽自動車販売は51%減少
- 新車だけでなく中古車販売も大きく減少
- 下請け会社や製造工場のある岡山県倉敷市の経済への影響
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日産の参加で再建と報じられています(3割強の出資で筆頭株主)!!
アジア等でブランド力のある三菱とは強みを活かせるようです!!