【軽自動車】販売動向と安全設備
軽自動車
軽自動車は2014年をピークに販売台数の減少が続いています!!
軽自動車も衝突軽減ブレーキなどの安全装置が搭載されています!!
軽自動車を含む自動車販売台数は、2016年増加に転じました。
しかし、軽自動車販売台数は、減少が続いています(一般社団法人日本自動車販売協会連合会の資料)。
年度 | 軽乗用車+軽貨物車 | (普通+小型)乗用車 |
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2013年度 | 2,112,885台 | 2,872,111台 |
2014年度 | 2,272,654台 | 2,860,472台 |
2015年度 | 1,896,101台 | 2,704,485台 |
2016年度 | 1,725,400台 | 2,801,491台 |
軽自動車販売台数は、ピークの2014年度から2016年度を比べると24%減少しています。
この間、普通と小型乗用車の減少は2%で、軽自動車の販売が大きく減少しています。
軽自動車販売台数の減少の原因としては、以下があげられるようです。
- 2014年4月の消費税の増税(5%が8%に、普通・小型乗用車は影響が見られない)
- 2015年4月の軽自動車税の増税(72,000円が10,800円に)
- 2016年に三菱・日産の燃費不正問題で一時的に販売休止など
ホンダN-BOXが自動車販売台数のトップにいるなど、軽自動車の人気は続いていると言えます。
2017年には、スズキ・ワゴンRなどのフルモデルチェンジがあり、自動(衝突軽減)ブレーキの搭載など販売台数伸びが期待されます。
軽自動車会社は、上級車に搭載している安全システムを軽自動車にも搭載を進めています。
軽自動車への安全装置の搭載の例を紹介します。
ホンダは、SUV「ヴェゼル」やミニバン「フリード」などの搭載している安全運転支援システム「ホンダセンシング」を軽自動車に搭載します。
現行の軽自動車にも前方車との衝突回避システムを搭載していますが、より機能の高いホンダセンシングをN-BOXから搭載するようです。
このホンダセンシングは、単眼カメラとミリ波レーダーを組合せて、車両や歩行者を検知してブレーキをかけたり、先行車を追従してより安全に走行できます。
2017年2月に発売した「ワゴンR」に単眼カメラと赤外線レーザーを組合せた安全装置を搭載しています。
從來の自動車だけでなく、歩行者との衝突を避けたり、衝突被害の軽減が出来るということです。
「タント」に歩行者との衝突被害軽減ブレーキを搭載しています。
2016年12月発売の「eKスペース」に衝突被害を減少するブレーキシステムを標準搭載するグレードを追加しています。
さらに、歩行者の検知やサイドミラーの死角になる後続車の検知などの機能も搭載していくようです。
高齢ドライバーの事故が続き、衝突回避ブレーキやブレーキとアクセルの踏み間違いによる暴走回避などの安全装置の搭載が求められています。
軽自動車は、60歳以上のドラーバーの購入比率が、2007年度は21%でしたが、2015年度には32%に増えています。
軽自動車への安全装置の搭載は不可欠になってきていて、軽自動車の販売も伸びるように期待されます。
軽自動車
販売は減少してきていますが高齢ドライバーの比率が増えています!!
高齢者の事故が増えていることから安全装置搭載車が期待されます!!