【自動車の税金】複雑な自動車の税金
自動車にかかる税金
自動車の所有者は、まだ裕福層と見られています!!
自動車には、多数の税金が複雑に課税されています!!
自動車にかかる税金
自動車を所有すると以下の税金がかかります。
税金の名称 | 納税先 | 納税時期 |
---|---|---|
自動車取得税 | 都道府県 | 購入時 |
自動車重量税 | 国 | 購入時・車検時 |
消費税 | 国・都道府県 | 購入時 |
自動車税(軽自動車以外) | 都道府県 | 毎年 |
軽自動車税(軽自動車) | 市町村 | 毎年< |
揮発油税(ガソリン車) | 国 | 給油時 |
地方揮発油税(ガソリン車) | 国 | 給油時 |
軽油取引税(ディーゼル車) | 都道府県 | 給油時 |
石油ガス税(LPG自動車) | 国 | 給油時 |
消費税 | 国・都道府県 | 給油時 |
自動車への課税の経緯
1873年(明治6年)に車への課税が最初です。
この時の車は、自動車ではなく馬車や人力車です。
馬車や人力車にも税金がかかっていたとは、驚きです。
1940年に自動車税として統一されました。
戦時中は、戦費調達が目的です。
戦後は、道路建設に使われています。
自動車取得税
自動車取得税は、取得価格が50万円を超えると課税されます。
2014年4月からは、普通自動車は3%、軽自動車は2%です。
取得価格は実際に購入した価格ではなく国が定めた自動車の価値と言えます。
車種・グレード・仕様と新車時から経過年数により変わります。
1年経過するごとに0.681をかけた数値になり下がって行きます。
実際の購入価格が50万円を超えても取得価格が50万円以下なら課税されません。
都道府県に納付された税金は、管理する市町村道の長さと面積で市町村に配布されます。
消費税が10%に増税された時点で廃止が決まっています。
自動車重量税
自動車重量税は、自動車の区分ごとの重量に応じて税額が変わります。
新車購入時と車検時に課税されます。
税収の三分の一は、道路関係に使われます。
新車購入時は暫定上乗せ額を加え45,000円です。
車検時は、30,000円です。
※以上は、重量が1トンから1.5トン以下の場合の例です
自動車税
自動車税は、所有する自動車の排気量に応じて税額が変わります。
その自動車の登録された駐車場のある都道府県に納付する税金です。
自家用車の場合、エンジンが1.0〜1.5リッター以下ですと34,500円です。
最低額(1.0以下)は、29,500円、最大(6.0リッター以上)ですと111,000円です。
軽自動車ですと軽自動車税になり四輪自家用で7,200円です。
軽自動車は、普通自動車に比べ安価に設定されています。
自動車の税金
自動車に関係する税金は複雑です!!
道路整備のためにつぎはぎを繰返して作られました!!