【自動車保険料】車種と型式で変わる保険料
保険料
事故の発生頻度や保険金の支払いデータを分析して決まります!!
分析は保険会社ではなく損害保険料算出機構と言う公的機関です!!
損害保険料算出機構
昭和23年の損害保険料率算出団体に関する法律で設立された機関です。
保険会社から契約や事故に関するデータの提供を受けて自動車の種類ごとに保険料の基礎となる料率を算定する機関です。
自動車保険だけでなく、以下の科料も算出しています。
- 自動車保険
- 自賠責保険
- 火災保険
- 傷害保険
- 地震保険
車種や型式で保険料が変わる
自動車保険(任意保険)の保険料は、自動車の種類や型式によって保険料が変わります。
種類は車の分類や使用用途を示し、型式は同じ構造・装置・性能を示します。
型式は、同じ構造・装置・性能のグループで同じ車種でもいつくもの型式があります。
自動車の種類
自動車の種類は、法律で決められている分類で以下の種類があります。
- 自家用乗用車(普通)
- 自家用乗用車(小型)
- 自家用乗用車(軽四輪)
- 自家用貨物車(軽四輪)
- 自家用貨物車(小型)
- 自家用貨物車(普通車0.5トン以下)
- 自家用貨物車(普通2トン以下)
- 特殊車(キャンピング車)
- 原付2輪車
普通車と小型車は、以下の違いがあります。
- 小型車は5ナンバーの車です
- 普通車は3ナンバーの車です
型式による保険料の違い
自家用乗用車(普通)と自家用乗用車(小型)は、台数が多いことにより型式で保険料が変わります。
ここの型式ごとに「型式別科料クラス」という制度で決まります。
軽四輪自動車や貨物自動車の科料は一律になっています。
「型式別科料クラス」は、型式ごとに4種類のリスクと9種類の科料クラスが設定されています。
リスクには、以下があります。
- 対人賠償
- 対物賠償
- 傷害(搭乗者傷害・人身傷害)
- 車両
科料クラスの違いによる保険料の例
以下についてサンプルを示します。
- 等級:6等級(最初の自動車保険の等級)
- 年齢:35歳
- 免許の種類:ゴールド
- 年齢条件:35歳以上
- 運転者限定:なし
- 対人・対物責任保険:無制限
- 人身傷害:3,000万円
- 車両保険:なし
車名・型式 | 対人 | 対物 | 傷害 | 車両 | 保険料(円) |
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平成20年プリウス1.5G(NHW20) | 6 | 5 | 4 | 4 | 82,140 |
平成24年プリウス1.8G(ZVW30) | 4 | 4 | 5 | 5 | 66,850 |
平成22年フィット1.3G(GE6) | 5 | 4 | 5 | 3 | 71,250 |
平成22年BMW120i(UD20) | 4 | 3 | 4 | 5 | 59,390 |
平成22年ベンツA200ターボアバンギャルド(169034) | 4 | 2 | 4 | 6 | 54,440 |
任意保険
保険料は事故データを分析した科料クラスで決まります!!
会社でも国産車より保険料が安い車種もあります!!