【自動車保険料値下げ】高齢者は値上げに
自動車保険料
自賠責保険料は9年ぶりに値下げになります!!
任意保険料も値下げですが加齢で値上げです!!
自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の保険料が、2017年4月から値下げになると予想されています。
全車種平均で、5〜10%程度値下げになりそうです。
自賠責保険料は、2013年に値上げになり、翌年度からは据え置きになっています。
2014年度からの2年度間は、数百億円の黒字で、2016年度も黒字になる見通しから2018年度から値下げになるようです
2016年の自賠責保険料は、2年契約で乗用車が27,840円、軽自動車が26,370円ですが、2017年4月から2,000円程度値下げになりそうです。
自動車保険の任意保険料の保険料計算の基準を決める損害保険料料率算出機構の参考純率も9年ぶりに6〜7%下がる見通しとのことです。
これにより、任意保険の保険料も2018年から値下げになる見通しです。
- 交通違反や事故を引き起こす可能性の低い30〜50代の年間保険料が1〜3%程度値下げ
- 20代と60代は現行とほぼ同じ
- 高齢者の事故が増えていることから70代は現行より値上げ
自動車保険の任意保険料は、自動車の種類、運転目的および補償内容が同じなら契約する自動車を運転する最小年齢と運転履歴が関係しています。
1年無事故(保険金の支払いなし)だと保険料の割引率を決めるノンフリート等級が1ずつ上がり(最初6等級から始まり最大は20等級)保険料は安くなっていきます。
今までの運転者の年齢条件区分は、以下のようになっていました。
保険料は、順に安くなっていきます。
- 年齢をとはず補償
- 21歳以上を補償
- 26歳以上を補償
- 30歳以上を補償
- 35歳以上を補償
ところが、26歳以上が以下に変わります。
- 26歳以上30歳未満
- 以下70歳まで10歳区分で、最大が70歳以上になります。
年齢条件区分が細分化され、2018年度から一般的な補償例(20等級、35歳以上補償、車種プリウス、対人・対物無制限、人身傷害3千万円など)の保険料の目安は、以下になるようです。
- 30代なら年間保険料は、61,800円
- 70代になると年間保険料は、77,610円
70歳以上に特有な方法ではなく全年齢層に共通ですが、高齢者の事故が増えていることから高齢ドライバーはできれば以下に関心を持ってもらいたいと思います。
前回の記事で紹介したように、以下のような安全運転装置を搭載した自動車の保険料が安くなる方向にあります。
- 自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)
- アクセルとブレーキの踏み間違い事故の予防装置
- 走行中の車線のはみ出しや車線変更の安全装置など
テレマティクス保険は、運転診断装置を搭載して運転データを取得・評価し、運転の安全性の高い運転をするドライバーの保険料を安くする保険です。
高齢ドラーバー
安全運転装置やテレマティクス保険は必須になるかもしれません!!
安全運転装置とIT支援で事故の減少と保険料を抑える時代です!!