【自動車保険】遠隔型自動走行リスクの補償
自動車保険
自動走行車の実現に向けて実験が始まっています!!
自動運転実験のリスクを補償する保険があります!!
自動走行実証実験総合保障プランは、MS&ADインシュアランスグループの3社が発売しています。
- 三井海上火災
- あいおいニッセイ同和損保
- インターリスク総研(MS&ADグループでリスクマネジメント事業を推進)
自動走行実証実験総合保障プランは、2015年12月に発売された保険です。
ドライバーが乗車して行う自動走行システムの実証実験を対象に以下を補償します。
- 運転車の操作ミスによる事故
- 自動車の不具合による事故
- サービス利用登録をした個人情報の漏洩
- 実験のオペレーションミスによる事故など
上記に加えて7月からドライバーが乗車しない「遠隔型自動走行システム」の実証実験に特有なリスクを補償します。
遠隔型自動走行の実証実験に対応した社内規定やマニュアル作成のコンサルティングも行っていきます。
地域は限定されるようですが、2020年までに無人自動走行サービスが予定される予定です。
トヨタは、1990年代から自動運転車の研究をしていたそうです。
グーグルも2009年から自動運転車の開発に着手して、2014年試作車を公開し200万マイル(320万km)の走行試験を行っていて2020年頃の実用化を目指しています。
トヨタは米国パロ・アルトおよびマサチューセッツ州ケンブリッジにAI研究を行うトヨタ・リサーチ・インスティテュート(TRI)を設立して、以下の大学と共同研究を行うと発表しました。
- パロ・アルトに立地するスタンフォード大学
- ケンブリッジに立地するマサチューセッツ工科大学(MIT)
TRIは、自動運転車の研究だけでなく以下の研究を行います。
- 事故を起こさない自動車の開発
- 高齢者をサポートするロボットの開発
- 新材料の探索・生産管理システムへの応用
自動運転車の開発はグーグルにとっては一つの事業の立ち上げですが、トヨタを始めすべての自動車会社・製造会社、さらにはリース会社、タクシー・ハイヤー会社なども事業構造が変わる変革が起こります。
トヨタが配車サービス会社「ウーバー」と提携したのも、自動車産業自体が変わる前兆のようです。
日経新聞のアンケートでは、自動運転車に乗りたいとの回答が63%ありプラスに考えられているようです。
特に以下で期待されています。
- 運転に不安のある高齢者
- 車がないと暮らしにくい過疎地での移動手段
- 視覚障害者の移動手段
- 事故が減ると期待されるドライバーと歩行者など
一方、自分で運転したい人も多くいるようです。
自動運転車
3年前には自動運転はいつになるか分からない夢物語でした!!
2年前グーグルの試作車の公開で実現が目の前になりました!!