【自動車保険】認知症の恐れのある事故での補償
高齢社会
2015年国勢調査で75歳以上が14歳以下の子供を上回る!!
高齢者が増え認知症などの交通事故が増える懸念があります!!
2010年9月から2012年8月までに発生した高速道路逆走は447件で、その内65歳以上の高齢者運転が約7割り(302件)、その半分(159件)は認知症あるいは認知症の疑いがあるとのことです。
認知症あるいは認知症の疑いがある高齢者の事故で自動車保険は有効でしょうか。
75歳以上の高齢者運転免許所有者は、3年毎に免許の更新があります。
更新時に認知症機能検査を受ける必要があり、認知症の疑いがあると判定させると医師の診断が義務付けされます。
その後、医師から認知症と診断されると運転免許証の取り消しになります。
また、交通違反があると認知症の検査を受けることになります。
認知症を常に監視しているわけではないので、認知症は進行していくことがあります。
認知症と疑われる高齢者の事故であっても、対人・対物保険は保険金が支払われます。
人身傷害保険は、保険金が支払わられない条件として以下があります(犯罪、地震、競技、戦争などを除いた身近な条件で損保ジャパン日本興亜「THEクルマの保険」の例)。
- 酒気帯び運転
- 自殺または闘争行為
- 脳疾患、疾病または心神喪失
対人・対物保険には、この条件はありません(他に、支払わられない条件はあります)。
認知症であっても運転免許証を持っていれば、少なくても相手側への補償はできます。
自分への補償(人身傷害保険)は、保険会社の対応になります。
運転席から見える車外の画像や音声を記録して、後で運転状況を見えるドライブレコーダーやブレーキ・アクセル記録など安全運転をチェックするアプリがあります。
高齢ドライバーだけでなく家族・知人とこれらを活用して、運転の問題点や・不安点をチェックして、自分の運転をチェックするのは、安全運転に効果があります。
ドライブレコーダーを貸してくれるところも増えているのと購入しても機器代が1〜3万円程度で、取付費用も5,000円ぐらいです。
運転アプリは、ほとんど無料です。
認知症
疑いがあっても基本的に自動車保険の保険金は支払わられます!!
ドライブレコーダーやアプリで運転能力を知るのは効果的です!!