【自賠責保険料値下げへ】車検が安く受けられます!!
自賠責保険
2017年4月から保険料が安くなりそうです!!
車検費用が2千円ぐらいは安くなる見通しです!!
自賠責保険は、法律で加入が決まっていて原則すべての自動車が加入しています。
自動車保険会社の自賠責保険に加入しますが、保険料は自動車保険会社に関係なく同じ保険料です。
自賠責保険に加入していない自動車を運転すると、6ヶ月以下の懲役あるいは30万円以下の罰金刑になります。
自賠責保険は、自動車事故の被害者の事故の救済を目的に以下の最低限の補償を行います。
- 障害の上限は、120万円
- 死亡の上限は、3,000万円
- 後遺障害が残った場合は、14等級(75万円)から最高額1等級(4,000万円)
自賠責保険は、人身傷害あるいは死亡(常に介護を必要とする後遺障害を含む)のみ補償され、物の損害(物損事故)は補償されません。
このため、自賠責保険だけでは死亡事故などの損害を補償することが出来ないケースが多く、自動車を運転するには任意保険に加入するのが必須です。
自賠責保険の保険料は2013年度に引き上げられましたが、その後保険金の支払いが減っていることから数百億円の黒字が続きました。
2014年から3年間は据え置きされてきましたが17年度から2千円程度値下げになる見通しです。
現在の自賠責保険料(車検間の2年の場合)は、以下になっていてこの金額から2千円ぐらい安くなる見通しです。
- 軽自動車は、2万6370円
- 自家用自動車は、2万7840円
2013年、神戸地裁の自転車事故の訴訟では、約9,500万円の賠償判決がでています。
自賠責保険以外の保険に加入していないと、全額自己負担になりとても補償できない金額です。
自転車保険に加入することを義務つける自治体も増えてきています。
自転車保険に加入する方法もありますが、個人賠償責任保険に加入していると自転車事故も補償(無制限が多い)されます。
個人賠償責任保険は、日常生活で発生する偶発的な幅広い事故の補償を行い、自転車事故も補償されます。
自賠責保険と異なり、人身傷害だけでなく物損も補償し、保険金は基本的に無制限です。
個人賠償責任保険は、独立した保険でなく自動車保険や火災保険の特約で加入します。
運転者本人だけでなく同居家族も含めて年間1,500円ぐらいの保険料ですので特約への加入は必須です。
車検切れ車の事故では、自賠責保険も使えません。
自動車同士の事故であれば、無保険車傷害特約が無償でついている保険が多いので自分の自動車保険から補償を受けることができます(無保険車傷害特約がついていることを確認して下さい)。
車検切れ車あるいはひき逃げ事故にあった場合は、自賠責保険と同じ内容で補償される「政府保障事業」を受けることができます。
政府保障事業は、国が立て替えるだけで立て替えた金額は政府が加害者に請求するので、被害者の負担はありません。
無保険車であっても自賠責保険の範囲内では、最低限補償を受けることができます。
車検切れ車は、全国で推定20万台ほど走っていると見られています。
車検切れ車を減らすために、国土交通省はカメラでナンバーを読み取り、瞬時に照会して車検切れ車かを判別するシステムを2018年度から運用予定と発表しています。
車検
2017年自賠責保険料が安くなりその分車検費用も安くなります!!
高額判決が出ている自転車事故や車検切れ車への備えも必要です!!